新・私たちのデザイン3 高さのデザインー空間の豊かさに向き合う

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作品情報
空間の印象を決めるうえで大切な高さのデザイン。 「広さ」という空間認識に新たな「高さ」という次元を追加し、様々な事例を通して空間の力を論じる。各章2つの事例をとりあげ、比較しながら考察することで「高さ」の多様性に迫る。本書は新しい空間の見方を発見する一助になると同時に、世界に対する新たな視点を身につけることができるだろう。 新・私たちのデザイン、伝統を読みなおすシリーズと併せて読んでいただき、物事を多角的に捉えるまなざしを学び、自分らしい人生につなげましょう。 目次 私たちのデザインー世界と向き合い、未来をつくる 早川克美 chapter1 なぜ「高さ」なのか 川添善行 chapter2 「見る」こととその意味 大島碧 〈1400ミリ〉ブリオン・ヴェガ パヴィリオン × 大徳寺孤篷庵 忘筌 chapter3 街路空間のものさし 田邊裕之 〈5メートル〉とおり町 Street Garden × サンキタ通り chapter4 眺望と風格 兵郷喬哉 〈31メートル〉ロンドン×丸の内 chapter5 切り離し、つなぎ、統合する 岡本章大 〈3メートル〉国立西洋美術館 × 鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム chapter6 高さの遺伝子 吉田周一郎 〈1820ミリ〉Mooska farmのサウナ × 八幡浜市立日土小学校 chapter7 深呼吸したくなるような開放感 草野充子 〈4.5メートル〉三岸アトリエ × 前川國男自邸 chapter8 大地の造形 大野暁彦 〈12メートル〉エステ荘庭園 × ディドロ公園 chapter9 足裏のフラットな世界 児玉千絵 〈20ミリ〉道路段差 × 水のプラザ chapter10 広場を形作るもの 小南弘季 〈8メートル〉文京スポーツセンター × サンパウロ美術館 chapter11 広がりへの展開 酒井禅道 〈2100ミリ〉自由が丘の家(伊藤邸/旧園田高弘邸)× 落水荘 chapter12 海と陸の関係から考える 青木佳子 〈50メートル〉矢櫃 × 雑賀崎 chapter13 佇まいのデザイン 内倉悠 〈300ミリ〉Finn Juhl House × 私の家 chapter14 存在感を操る 田島理奈 〈13メートル〉清水寺 舞台 × ロンシャン 南側礼拝堂 chapter15 高さのデザイン 川添善行
- 著者
- 出版社 京都芸術大学 東北芸術工科大学 出版局 藝術学舎
- ジャンル
- シリーズ 芸術教養シリーズ
- 電子版配信開始日 2025/03/27
- ファイルサイズ 16.04 MB