随論 日本人の精神 【小田実全集】

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作品情報
「随筆」ならぬ「随論」様式で書き下ろした「日本人の精神」。鎌倉幕府以来、統治機能として深く根を下ろした「刀を差した政治、文化」は、江戸、明治、大正、そして敗戦に至るまでゆらぐことはなかった。「葉隠」の武士、藩士の処世術は、戦後も「企業戦士」の中に蘇る。近代から現代に至る日本人の心、精神の動きを捉え直してみると「刀を差さない心、精神」がいかに重要かに行きつく。「人間みなチョボチョボや」のタダの人が自己利益の追求から離れ、ときに「小義」を行う。
- 著者
- 出版社 講談社
- ジャンル
- レーベル 小田実全集
- シリーズ 随論 日本人の精神 【小田実全集】
- 電子版配信開始日 2013/07/16
- ファイルサイズ 0.86 MB