P+D BOOKS 風祭
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シリーズ
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作品情報
町の名士と日蔭者の子の愛と葛藤を描く。――自分のいう血のこわさとは、日蔭者の子とその父、というこの血の関係のこわさなのだ。この血ゆえに、かつては全力をあげて拒否しようとした存在を、いまはかえってその血ゆえに、“父なるもの”としてわがふところに受容しようとしている。―― 医者であり町の名士である高峰好之と、その愛人のあいだに生まれた伊作。好之の死後、伊作たちは高峰家とは疎遠な状態だったが、85歳になる母が、父のさみしそうな様子を夢に見るというので、父の墓に参り、その足跡を調べることに。その作業は、恨みに思っていた父と、あらためて向き合うことも意味していた……。 第28回読売文学賞に輝いた傑作私小説。
- 著者
- 出版社 小学館
- ジャンル
- レーベル P+D BOOKS
- シリーズ P+D BOOKS 風祭
- 電子版配信開始日 2022/12/08
- ファイルサイズ 0.30 MB