奇談屋の本 其の四

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あらすじ

つれづれなるままに、日暮し、パソコンに向ひて、心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。 奇談屋書店の店主、竹島八百富と申します。 私は存在致しません。そして、私は一人でもありませんが、小説などを書いて日々のんびり過ごしております。 この度は、本書『奇談屋の本』〈其の四〉をご購入いただきまして誠にありがとうございます。 これも何かのご縁でございましょう。お会いできたことを嬉しく思います。お読み頂いた方が、読了直後に、「な~んかモヤモヤするなぁ」「えっ? ここで終わるの?」などと、物語のその後を思い馳せるようなものを、普段から好んで書いております。 今回も五つの作品を用意致しました。是非とも、読了後モヤモヤして頂けたら幸いです。 第壱話『削除される行』  提出した事故処理の報告書には大幅に削除される行がある。 第弐話『蛇足』  超能力はあればいいってもんじゃない! 第参話『叛乱の日』  今日こそ人間の支配下から解放されるのだ! 第四話『Yの悲劇』  月刊群雛2015年11月号で掲載された黒歴史(‐_‐;)  その後の報告もどうぞ 第伍話『経済学者より女のわがまま』  指輪が欲しい! そんなわがままが日本を救う? コーヒー、紅茶、またはお酒でも飲みながら、リラックスしてお読み下さい。 では、お楽しみ下さい。

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