沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ三
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シリーズ
全4冊
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作品情報
安禄山の乱の折、長安の都を落ちのびた玄宗皇帝は、臣下の反乱を抑えるため、最愛の楊貴妃を処刑せざるを得ない状況に陥った。そこで道士・黄鶴は、驚くべき提案をする。尸解の法を用いて貴妃を仮死状態にするという奇策は、無惨な結末をむかえることとなった。四十数年前。晁衡こと安倍仲麻呂が詩仙・李白宛に遺した手紙に記された、身の毛もよだつ顛末。空海は、ゆっくりと読み下していった。一方、青龍寺の恵果のもとにも、妖しき影が現れ……。
- 著者
- 出版社 徳間書店
- ジャンル
- レーベル 徳間文庫
- シリーズ 沙門空海唐の国にて鬼と宴す
- 電子版配信開始日 2012/05/22
- ファイルサイズ 1.26 MB