田端大橋の夕日
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シリーズ
全5冊
作品情報
進少年は、下宿している源太を実の兄とも思っている。 源太は動物園の飼育係で、「いずれ猛獣たちは殺されるかも……」と言った。それでなくても飼っていた大好きなウサギたちを婦人会のおばさんに「お国のために、兵隊さんたちの衣服に」と取り上げられた。 そして「金属非常回収実施」の回覧板が回ってきて、大切にしていたおもちゃの豆汽車も隣組子ども隊の上級生たちに持ち去られた。 動物園のライオンやゾウやチーターやトラも「空襲でオリが壊れて逃げ出すと危険」ということで銃殺するという——。 進は、重い気持ちをもてあまして……。
- 著者
- 出版社 余美太伊堂文庫
- ジャンル
- レーベル 余美太伊堂文庫
- シリーズ 昭和——戦時下の子どもたち
- 電子版配信開始日 2018/08/10
- ファイルサイズ 3.96 MB
