貧困の現場

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あらすじ

悲しみと怒りを込めて告発する。 なぜ貧困は拡大してゆくのか? なぜ労働の尊厳は奪われたのか? なぜ人間らしい生活が蹂躙されているのか? 10年にわたって貧困の現場を伝えてきた新聞記者が、丹念な取材と緻密な分析、 そしてこみ上げる思いによって書き上げた入魂のルポルタージュ。 <目次> 貧困の現場から、悲しみと怒りを込めて−序にかえて 自分の境遇は自分だけのせいではない−貧困に陥った派遣労働者が労働組合と出会うまで 酷使され、命まで削られて−「名ばかり店長」の過酷な労働現場 不当な解雇と闘う母子-仕事をすることの誇りを取り戻すために 過労うつ労災−不安定な雇用、そして際限ない労働 定時制の就職事情−改革路線が、学びながら働く生徒の夢を押しつぶす 水際作戦の実態−生活保護申請を締め出す自治体窓口 仕事に殺される−過労死・過労自殺の現場から ある日系三世ブラジル人の死−外国人労働者が強いられる、現代の奴隷労働 反貧困運動−貧困の広がりを見据え、その根を告発する 秋葉原事件と派遣労働者の現実−自殺か他殺か、にまで追い詰められて 座談会 反貧困のための社会的連帯−河添誠×ダヴィド=アントアヌ・マリナス×東海林智 おわりに 「反貧困ネットワーク」という貧困に反対することで一致しようという幅広い連帯の輪ができてきた。 労組の元幹部も派遣労働者の友人も私もこの輪に加わることができる。 広がる貧困に抗してゆく運動を広げることは、人らしい生活、人らしい労働を取り戻すことだ。 それぞれが、それぞれの立場で声を上げ、見知らぬ人の命の声に耳を傾け、つながっていく。 そんな運動に期待を寄せている。私もその輪の中に加わる決意を込めて、一冊の本を書き下ろした。(「おわりに」より)

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