戦争特派員は見た 知られざる日本軍の現実

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「状況芳しくなく、腹は決まっています」「これが最後の通信になるかもしれません」「足の悪い者や病人は濁流の中に呑まれて行く」最前線、爆弾投下、連絡員の死、検閲……何が写され、何が写されなかったのか?兵士からは見えなかった〈もうひとつの戦場〉「太平洋戦争勃発の際、ハワイでの奇襲攻撃は知っていても、その数時間前に日本軍の銀輪部隊(自転車部隊)がマレー半島を南下し、戦争勃発の引き金となった事実は、少なくとも日本では風化された記憶になっている。一方で、戦争の被害を被ったマレーシアやシンガポールでは、こうした戦争の記憶は、学校や博物館だけでなく、家庭内でも継承され続けている。戦争に関する記憶のギャップは著しい。世界で戦争や紛争が続く中、私たちにとって「戦後」とは何なのだろうか。果たして、戦争の記憶を継承することはできるのか。特派員たちは現場で何を見たのか。ひとりひとりの仕事と人生を追うことで、知られざる「戦争の実態」が見えてくる」――「プロローグ」より【目次】第一章 戦争は報道を変えたか第二章 特派員の叫びは新聞社首脳の耳に届いたか第三章 戦時下中国で記者が取材したこととは?第四章 帝国日本の周縁で何が起きていたか第五章 南方で軍と新聞社は何をしていたのか第六章 「不許可」写真は何を写していたか/写していなかったか

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