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もうじき受験シーズンに突入しようという頃、俺は一人の少女と再会した。彼女は夏川蒼、中学校の頃の下級生だ。かつて蒼に失恋したことがある俺は、実は未だに彼女のことを忘れられずにいた。いま再会したからと言って何が変わるわけでもない…そう思っていたのに、今の彼氏との不和を話題にしてくる蒼に動揺する俺。二人は帰り道でいつしか手をつなぎ、どちらともなくラブホテルへと足を向けていた。ベッドで、バスルームで、そしてまたベッドでお互いの淋しさを何度も埋め合わせ、想いを告白し合う俺たち。中学校で止まったままだった恋と運命の歯車が動き始めていた…。思春期の切ない想いと、少女をオンナへと変貌させていく濃厚セックスを描き切った傑作官能小説。
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