日本的感性 触覚とずらしの構造
購入済み
シリーズ
全1冊
作品情報
花の好みに現れるように、日本人には西洋人とは違う感じ方がある。「おもかげ」「なごり」「なつかしさ」など、日本人にとってそのものに「詩」を感じる言葉がある。”世界”が”われ”のなかでどのように響き合うか。それこそが感性であるならば、その多くは文化的な環境のなかで育まれ、個々の文化に固有の感性が生まれるだろう。本書は日本的感性を和歌を素材として考察し、その特性である「ずらし」と「触覚性」を明らかにする。
- 著者
- 出版社 中央公論新社
- ジャンル
- レーベル 中公新書
- シリーズ 日本的感性 触覚とずらしの構造
- 電子版配信開始日 2014/04/29
- ファイルサイズ 0.33 MB