LAフード・ダイアリー

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あらすじ

LA(ロサンゼルス)に渡った映画研究者が、「食」を通して考えたアメリカ。料理本批評エッセイ『食べたくなる本』で話題を呼んだ著者による、ユニークな食生活エッセイ&体験的都市論。「スロー対ファスト」とか「オーセンティック対リミックス」というような、私自身これまで少なからず囚われてきた対立構図がある。LAの食には、それを軽々と超える自由闊達な生命力があるようにも思えた。「多様性」とは何か、それをいま、どう擁護しうるか。こんにち最も切迫したこの問いに対する貴重なヒントを、私はここでいくつも得ることになる。(本書「まえがき」より)【目次】なぜアメリカへ?LAフリーウェイとIN-N-OUTバーガー季節のない寿司ゲリラ・タコスカナダの自然食ヴェニスのエキゾティシズムジョナサン・ゴールドUSC「映画と牛の関係について」LAの友人記憶の襞多様性と画一性

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