作家の証言 四畳半襖の下張裁判 完全版

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あらすじ

「ワイセツとはなにか」猥褻文書摘発事件に一流作家が集結圧巻の証言集を開廷50年目にして復刊〇被告人 野坂昭如〇特別弁護人 丸谷才一〇証人 五木寛之、井上ひさし、吉行淳之介、開高健、中村光夫、金井美恵子、石川淳、田村隆一、有吉佐和子発禁となった短篇「四畳半襖の下張」、栗原裕一郎による書き下ろし解説を収録した完全版丸谷才一「後世、四畳半襖の下張裁判とは何であつたかを概括する史家は、まづ何よりも、それが日本最初の、日本文学に関する文芸裁判であつたことを言はなければなるまい」野坂昭如「人間の精神的営みは、どのような存在からも自由であること、その当然の帰結として、『四畳半襖の下張』という小説が、どのような意味、見地からも猥褻文書に該当しないことを、主張しつづけます。一小説家として、また一人の人間として」井上ひさし「これはもうほんとうに、わかんないなら実はおれが書いたと言いたいくらすばらしい作品ですね」石川淳「『古事記』以来、やはりこれは神事にはそういう男女のことが関係するというならわしの(中略)その「おまつり」の儀式です、『四畳半……』に書いてあることは」有吉佐和子「小説書きというのは、私もそうですけれども、好奇心は人一倍強いわけで、野坂さんは牢屋に入るということは欣喜雀躍として入るんじゃないかと。私はそれをたいへん心配しております」

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