日本がリアリズムを失うとき 上 帝国日本の形成と瓦解
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「降って湧いた幸運」(ツキュディデス)によって外交や戦争で成功や勝利を得たとき、国に傲りが生まれる。自らが抱える問題を「現実的なわきまえのもとに可能な解決策をとるよう努力すること」がリアリズムなら、国が傲るとリアリズムが失われ、悲劇を生む。日米開戦に至った戦前日本の対外政策がその例である。本書は明確な国家戦略を持たないままに予想外の勝利を得た日清戦争を検証し、日本がリアリズムを失っていく過程を見る。〈目次より〉 第一部 リアリズムとは何か〈理論篇〉第1章 国際政治のリアリズムと近代日本第2章 リアリズムの理論と政策 ――力のリアリズムとプルーデント・リアリズムの葛藤第3章 ツキュディデスのリアリズム――古代ギリシャに学ぶ国際政治 第二部 日清戦争から太平洋戦争へ〈戦前篇〉第4章 帝国日本への道をつけた日清戦争 ――陸奥宗光のリアリズムを問う第5章 帝国日本の形成と瓦解
- 著者
- 出版社 中央公論新社
- ジャンル
- レーベル 中公選書
- シリーズ 日本がリアリズムを失うとき
- 電子版配信開始日 2026/07/23
- ファイルサイズ - MB
