安倍晋三の遺志

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あらすじ

私は文藝評論家として昭和までの文学伝統を継承する著述に当る一方、日本を取り戻す安倍首相の戦いを、微力ながら「共に戦ってきた」。本書の<旧版>(原題『最後の勝機(チャンス)』PHP研究所)は、安倍氏との共闘を戦うために書かれた、私の最初の国家論集である。しかし、今や安倍氏は首相ではないどころか、この世を去られてしまった。私たちは「最後の勝機」そのものであった安倍晋三を喪って、核戦争の危機、人口減少=民族消滅の危機を始めとする、亡国の諸相と戦わねばならない。読者諸氏におかれては、安倍氏不在の日本にとっての羅針盤として、本書を読んでいただければ幸いである。(「<新版>への序文」より抜粋)<新版>への序文序 章 日本の「勝機(チャンス)」を逸しない為の覚悟第一章 保守は安倍首相に甘えてゐないか第二章 神学としての靖国、戦略としての靖国第三章 保守とは何か――考へる作法第四章 日本が世界で勝つために――戦ふ作法終 章 日本国民に眠る叡智

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