しあわせの処方箋(Tips)~イタリア人精神科医 パントー先生が考える~

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あらすじ

私たちは皆、幸せになりたいと願っています。しかし、異なる文化のレンズを通して観察すると、多くの理論家が最も普遍的な感情と考えている幸福でさえ、独自のニュアンスを持っていることに気づきます。幸せは十人十色、つまり個人によります。それと同時に住む文化によって、異なる可能性があるのではないか――。ある国(文化)の中で生きていると、それが「あたりまえ」となり、実は「世界的に見るとかなり変わっている」ということが、少なくありません。いわゆる「カルチャーショック」ともいわれるものですが、日本は古くからその筆頭格ともいわれる国であり、その文化やそれにもとづく国民性について、かなりの研究がされてきました。わかりやすい例でいえば、・本音と建前・察する(空気を読む/暗黙の了解)・周りと合わせる・極端に人の目を気にするなどですが、優れた社会スキルとして機能している反面、日々診療(カウンセリング)をしていると、それらがしがらみとなり、心の不調となってしまっている日本人が多いことに気づかされます。日々、日本で診療をしている、イタリアで生まれ育った精神科医が、カウンセリングを通じて見えてきた「日本人の心の特性」「日本文化の特有性」そして「日本社会で暮らしながら、どうすれば日本人はもっと幸せになれるのか」について、外国人・精神科医の視点からまとめた1冊。■目次・プロローグ どうしたら「しあわせ」になれるのか●Ⅰ部 イタリア人精神科医パントー先生の診療室・「眠れない」「食欲がない」――原因は自分より他人を優先させたい?・「本当はどうしたい?」――しっかり自分を尊重しよう・「〇〇だから、こうするべき」――決めつけが自分を苦しめるほか●Ⅱ部 パントー先生は考えた 日本人がしあわせになるために    日本社会の文化・慣習と「うまく付き合う」コツ・「我慢」という怪物に遭遇したら・「同調圧力」の罠にかかりそうになったら・「恋愛」をもっと楽しむためにほか●Ⅲ部 同じ? 違う? 日本の「しあわせ」他国の「しあわせ」・エピローグ 日本人がもっと、さらに「しあわせ」になるために■著者 パントー・フランチェスコ1989年イタリア・シチリア島生まれ。幼少期に『美少女戦士セーラームーン』に感銘をうけ、多くのアニメ・マンガ文化に触れるうちに、将来日本に住むことを決意。医学部の勉強と並行して、『名探偵コナン』全話(当時)を見て独学で日本語を学び、日本語能力試験で最も難易度が高いN1に一発合格。イタリアの医師免許を取得後、ローマ最大であり、イタリア国内では2番目の規模を誇る、ローマ教皇御用達のジェメッリ総合病院勤務を経て、日本政府(文部科学省)の奨学金留学生に選ばれ来日。イタリア人で初めての日本医師免許所得者となる一方で、筑波大学大学院博士号取得(医学)。慶應義塾大学病院にて初期研修医として研鑽を積んだのち、同大学病院精神神経科教室に入局し、精神科専門医となる。現在は複数の医療機関にて精神科医として勤務する傍ら、日々ヲタ活に励んでいる。

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