土地供与科学大学の歴史的研究

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19世紀半ばのアメリカ、急速に発展する農業や工業には、実践的な知識を持つ人材の育成が急務であった。1862年、連邦議会はモリル法を制定し、各州に連邦所有の土地を与え、その売却益で農業や工学を教える大学を設立することを認めた。こうして生まれた「土地供与科学大学」の歴史と意義を解説する。■目次・第1章 序論 植民地時代の特徴・第2章 高等教育変革の動き・第3章 社会的背景 アメリカ農業の特色・第4章 思想的背景 アメリカ人の進歩の理念・第5章 公有地の成立と土地政策の変還・第6章 連邦政府・議会の動向 独自の高等教育を求めて・第7章 模索の時代(一)制度と形式・第8章 模索の時代(二)実情と内容・第9章 土地供与科学大学の基礎がため・第10章 土地供与科学大学の個別研究・第11章 黒人のための土地供与科学大学・第12章 土地供与科学大学がはたしたこと■著者 久保田信之(くぼた・のぶゆき)1936年(昭和11年)、東京で生まれ、北区にて育つ。現在は世田谷区在住。学習院中等科、同高等科を経て、学習院大学政経学部政治学科に入学、卒業後、学習院大学文学部哲学科3年に学士入学、卒業。その後、法政大学大学院人文科学研究科哲学専攻、博士課程修了。アメリカ・ケンタッキー州ルイビル大学、ミズーリ州ワシントン大学、ハワイ大学で学ぶ。学習院女子大学教授をはじめ、学習院大学、芝浦工業大学、法政大学、青山学院大学にて教鞭をとり、倫理学、教育史、教育哲学などを担当。1988年(昭和63年)、最高裁より東京家庭裁判所調停委員任命。2008年(平成20年)、長年の功績を認められ、藍綬褒章を受章。

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