ウィルソン外交と日本 理想と現実の間1913―1921

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あらすじ

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。【内容紹介・目次・著者略歴】アメリカ合衆国大統領ウッドロウ・ウィルソン(1913-1921)に淵源する世界平和の実現のための外交方針。1918年1月には、「十四か条の平和原則」を発表された。侵略戦争を終わらせるための機関として、「国際連盟」を提唱した。ウィルソン外交の最たる特徴は、「自由主義的・民主主義的・国際主義」を標榜し、国内外の政治体制の変革を追求することがアメリカの使命であると見なすことであり、今日では一般に「ウィルソン主義」と呼ばれている。本書は、日米英の外交史料を駆使して、20世紀アメリカ外交に理念的裏づけを与えたウッドロー・ウィルソン政権による対日政策を、アメリカの東アジア政策史の系譜に位置づけながら、4つの重要問題の再検証を通じて、その特質と実態を明らかにしたものである。ウィルソンの対日外交の分析を通じて、現代アメリカ外交の理念的原点である「ウィルソン主義」の可能性と限界を描き出す。【目次】目次序論 研究動向と問題提起「ウィルソン主義」をめぐる諸見解第一節 先行研究の整理第二節 本書の課題第三節 アメリカの東アジア政策の伝統第四節 二〇世紀初頭のアメリカの東アジア政策――ウィルソン政権期に至る歴史的背景第一章 対華二一箇条要求への対応第一節 対華二一箇条要求とアメリカ政府内政策方針の相違第二節 ブライアンの対日宥和的方針第三節 対日イメージの悪化とウィルソンの対日強硬方針第二章 石井・ランシング協定への対応第一節 前史第二節 交渉の開始とその展開第三節 石井・ランシング協定の成立第三章 シベリア出兵への対応第一節 日米共同出兵への道程第二節 アメリカ政府の対日抗議と共同出兵の有名無実化第三節 シベリア撤兵をめぐる諸問題第四章 パリ講和会議をめぐる日米関係――ウィルソン構想の展開と挫折第一節 アメリカによる戦後東アジア・太平洋秩序構想第二節 ウィルソン整形と山東問題第三節 ウィルソン政権と旧ドイツ領南洋諸島委任統治問題第四節 ウィルソン政権と人種差別撤廃問題結論 ウィルソンの対日政策――アメリカの東アジアの政策の中で第一節 ウィルソン政権の対日政策に見られる振幅の実体第二節 ウィルソン政権内部における政策潮流第三節 対外政策における三つの基本要素との関係第四節 ウィルソンの対日政策に見られる特質第五節 ウィルソン外交の現代的意義とその東アジアへの適用に見られる限界あとがき注参考文献人名・事項索引高原 秀介1968年生まれ。政治学者。京都産業大学教授。関西学院大学文学部卒業、神戸大学大学院法学研究科博士前期課程修了。神戸大学大学院法学研究科博士後期課程修了。博士(政治学)。著書に、『ウィルソン外交と日本 理想と現実の間 1913-1921』などがある。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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