加能作次郎ノート
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作品情報
大正から昭和初期に活躍した、自然主義に影響を受けた作家・加能作次郎に焦点を当て、代表的な作品を中心に研究、精査した評論集。能登出身の加能作次郎に傾倒した、同じく能登出身(七尾市)の著者の資料調査と作品の背景となる能登の風土にまで踏み込んだ分析により、加能作次郎の作品の魅力が再発見、再評価されました。 第2部として中野重治、室生犀星ら金沢に縁のある作家や作品をを取り上げた小論集「私の文学散歩」を収録しています。 大正・昭和の私小説作家として、正当な評価を受けていない加能作次郎の魅力を伝える一冊です。 【目次】 第一部 加能作次郎ノート 一 加能作次郎と能登 —海を母に、父の子としてー 二 文学的出発 ─翻訳から小説へー 三 『文章世界』時代—田山花袋との出会いー 四 「恭三の父」論 五 「厄年」の世界(救ひを求むる心) 六 「世の中へ」試論 七 「若き日」のドラマ的手法 八 「小夜子」の方法 付・加能作次郎の文学碑 第二部 私の文学散歩 一 中野重治「むらぎも」を読む 二 中野重治と室生犀星 三 志賀・中野のこと 四 『驢馬』の終焉 —佐多稲子『夏の栞』からー 五 佐多稲子『年譜の行間』に寄せて 六 大正十二年の出会い —堀・中野・犀星— 七 国分さん 八 一枚の絵 —松本竣介「都会」— 九 小豆島・松山・尾道の旅 一〇 小松・金沢文学散歩 一一 舟越保武画文集『巨岩と花びら』 一二 和田謹吾『埋み火抄』を読む 一三 『あらくれ』試論 後書き 本書は、2000年8月に武蔵野書房より刊行された『加能作次郎ノート』を電子書籍により復刊したものです。
- 著者
- 出版社 りょうゆう出版
- ジャンル
- 電子版配信開始日 2022/08/30
- ファイルサイズ 4.81 MB