オックスフォード大教授が問う 思考停止社会ニッポン 曖昧化する危機言説
購入済み
シリーズ
全1冊
作品情報
イギリスと日本を往復する著者は、コロナ禍とウクライナ情勢を受けた日本の対応に危機感を覚えた。「鎖国」「自粛」「平和ボケ」……そういったキーワードで「わかったつもり」に陥っているメディア、専門家、国民に対する危機感だ。それは、両国の境界に位置するからこそ感受しえたものである。従来の日本文化論的思考では、「空気」の読み合いとか「同調圧力」といった言葉で説明・納得し、そこで思考停止してしまう。そのことで、議論が中途半端に終わったり、対立する議論の接点をとことん求めたりしないまま、白か黒かの素朴な二項対立に終始してしまう。まずは、私たちの「思考の習性（クセ）」を知ることから始めなければならない。著者はかつて「ゆとり教育」論争や、最近ではコロナ禍の九月入学論議において、実証的なデータ分析を駆使して一石を投じた。今回は機内濃厚接触者になった当事者としての体験と「言説データ」を携えて、ニッポンの宿年の課題を鋭く検証する。
- 著者
- 出版社 中央公論新社
- ジャンル
- レーベル 中公新書ラクレ
- シリーズ オックスフォード大教授が問う 思考停止社会ニッポン 曖昧化する危機言説
- 電子版配信開始日 2022/10/07
- ファイルサイズ 2.90 MB
作品をシェアする
同じ作者の本
-
学費値上げでどうなる教育格差
￥330
購入済み
-
追いついた近代 消えた近代 戦後日本の自己像と教育
￥3,850
購入済み
-
オックスフォード大教授が問う 思考停止社会ニッポン 曖昧化する危機言説
￥990
購入済み
-
これでいいのか？ 日本の大学
￥330
購入済み
-
コロナ後の教育へ オックスフォードからの提唱
￥946
購入済み
-
受験生をふりまわすな！ 入試大混乱
￥330
購入済み
-
大学はもう死んでいる？ トップユニバーシティーからの問題提起
￥891
購入済み
-
欲ばり過ぎるニッポンの教育
￥825
購入済み
-
知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ
￥968
購入済み
-
ことばの教育を問いなおす ──国語・英語の現在と未来
￥880
購入済み
中央公論新社のおすすめ本
-
中央公論２０２５年１月号
￥1,100
購入済み
-
張良
￥2,200
購入済み
-
夢の上１ 翠輝晶・蒼輝晶
￥2,035
購入済み
-
２０３０―２０４０年 日本の土地と住宅
￥1,100
購入済み
-
産業医が教える 会社の休み方
￥990
購入済み
-
「黒人」は存在しない。 アイデンティティの釘付けについて
￥2,640
購入済み
-
上野がすごい 日本の未来を創る街
￥1,870
購入済み
-
大観音の傾き
￥2,090
購入済み
-
ルポ 国威発揚 「再プロパガンダ化」する世界を歩く
￥2,640
購入済み
-
公安外事警察の正体
￥1,760
購入済み
人文・思想のおすすめ本
-
哲学と自己啓発の対話Ⅰ
￥1,100
購入済み
-
生／死をめぐる意思決定の倫理――自己への配慮、あるいは自己に向けた自己の作品化のために
￥3,960
購入済み
-
庭の話
￥2,750
購入済み
-
ニヒリズムと無神論論争──フィヒテと三宅剛一
￥2,310
購入済み
-
パラレルワールドの歩き方 認識が変われば未来が変わる！？
￥1,650
購入済み
-
お経から読み解く未来予言 仏教コード
￥1,595
購入済み
-
［図解］AI時代の教師が知っておきたいIT・情報リテラシー 校務DXに必要な基礎知識
￥1,870
購入済み
-
教育にひそむジェンダー ――学校・家庭・メディアが「らしさ」を強いる
￥880
購入済み
-
子どもの脳を傷つける親がやっていること
￥1,045
購入済み
-
新装版 「原因」と「結果」の法則
￥1,540
購入済み