晴明。(3) 鬼哭 後篇

晴明。(3) 鬼哭 後篇

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あらすじ

晴明を希代の鬼と断言する浄蔵に、保憲は激しく動揺する。一方、京の瘴気の正体を忠行に卜占で見てもらった能宣は、帰りに大路で京人が喪服を着ている光景に遭遇し、呆然となる。思えば京の凶事は、すべて晴明の帰京とともに始まっている……ならば晴明は、本当に京に牙剥く鬼なのか? また、保憲、能宣、道満は、晴明を本気で調伏することができるのか!? 少年期から青年期にかけての安倍晴明の活躍を独自の観点で描いた伝奇アクションが、電子書籍として復刊! 本書はその第3弾にして完結編。大幅に加筆修正されたソノラマノベルス〈完全版〉の原稿を使用。●加門七海(かもん・ななみ)東京都生まれ。オカルト・風水・民俗学などに造詣が深く、怪談、エッセイ、フィールドワーク作品などを著す。最新刊は『お咒い日和 その解説と実際』(KADOKAWA)。小説に『目嚢』『祝山』『鳥辺野にて』など、エッセイ『猫怪々』『霊能動物館』『墨東地霊散歩』など多数。

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