【合本版】はるのゆきは溶けない(2)
購入済み
シリーズ
全2冊
作品情報
「僕はね、春の雪ってとても良いと思うんです。まるで八重桜のようで」あの頃の、聞けるはずのないあの声が、また私の名前を呼んでいる―なんとなく冴えなくて、ロマンチストな津田先生。春野雪はそんな先生が大好きで、隣に並びたくて教職の道を選んだ。大学も卒業間近、あと一歩でその夢が叶うという矢先、先生の訃報が届いた。伝えられなかった想いと、叶えることができなくなった夢に戸惑う雪。私はどうしたらいいんだろう―。一方、幼くして母親を亡くし、次いで父親を失った津田の息子・律もまた、深い悲しみから動けずにいた。止まった二人の時間は、お互いを見つけた瞬間から動き出すが、再会したのは思わぬ場所で…※この作品は「はるのゆきは溶けない」(7)~(12)の合本版です。
- 著者
- 出版社 forcs
- ジャンル
- レーベル .FiZZ
- シリーズ 【合本版】はるのゆきは溶けない
- 電子版配信開始日 2020/12/25
- ファイルサイズ 93.61 MB