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征夷大将軍になり損ねた男たち トップの座を逃した人物に学ぶ教訓の日本史

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■「本能寺の変」勃発――明智光秀は将軍宣下を受けていた!? 2020年度NHK大河ドラマ「麒麟がくる」関連本。時代を問わず、組織が存在する以上、そこには人望、血統、派閥、出世、讒言、不運、誤算などさまざま思惑が渦巻いています。本書では、武家の最高位である「征夷大将軍」の座を逃した歴史上の人物が多数登場。そのツワモノたちの生き方を通し、先行き不透明な組織に生きる現代人に役立つ歴史上の教訓が多数盛り込まれています。大河ドラマ時代考証で有名な著者による異色の人物日本史。[目次]〈はじめに〉明智光秀は将軍宣下を受けていたのか[第1章] 武家の棟梁“将軍”になり損ねた平安末期・鎌倉時代の人物[第2章] 乱世に“将軍”になり損ねた室町・戦国時代の人物[第3章] 太平の世に“将軍”になり損ねた江戸時代の人物[第4章] 将軍に替わる“トップ”になり損ねた幕末維新の人物【主な登場人物】◎源頼朝に警戒され源氏第三勢力に甘んじた「武田信義」◎四代将軍への野心を疑われるも拒んだ「鎌倉法印貞暁」◎畿内を実効支配するも将軍宣下が降りなかった「足利義維」◎将軍よりも関白の権威を利用し天下を治めた「豊臣秀吉」◎両親の溺愛を受け次期将軍とされるも自滅した「徳川忠長」◎田沼の妨害で将軍になれなかったと恨んだ「松平定信」◎幼くして徳川宗家を継承した幻の十六代将軍「徳川家達」etc <著者略歴>二木謙一(ふたき・けんいち)1940年東京都生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。専門は有職故実・日本中世史。國學院大學教授・文…

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