小学館世界J文学館 バンビ ~森のいのちの物語~
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シリーズ
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作品情報
※本作品は『小学館世界J文学館』(紙版)に収録されている同タイトルの作品と同じ内容です。小さなバンビが、大きく立派に成長するまで。森の小さな茂みでノロジカの男の子が生まれました。「バンビ」と名付けられて、元気に成長していきます。バンビは森の中で小さな生き物たちと仲良くなり、仲間と遊び、さまざまなことを経験しました。それは楽しいことだけではありません。草原にはノロジカをねらう怖い「あれ」も来ます。バンビはどうやって危険を知り、どうにげたらいいかをお母さんから教わります。そうして季節は冬になりました。食べ物のない雪と氷の世界、森はしずまりかえっています。そんな中「あれ」がやってきます。かみなりの音がひびき、森じゅうが大さわぎになります。お母さんのかけ声でバンビも走り出しました。バンビはただただ走り続けました。そしてようやく静かなところまで来ましたが、その後、お母さんと会えることはなかったのです……「動物たちもことばとたましいを持っている。わたしは、自分の作品のなかで、それをそのまま人間にわかることばに直して語らせた」…作者ザルテンの徹底した動物観察から生まれた作品。アニメ映画化された印象から、かわいい子鹿の愛らしい物語と思われがちだが、自然の厳しさや生き延びるための激しい戦いを重厚に描く。(新訳)※この作品は一部カラーが含まれます。
- 著者
- 出版社 小学館
- ジャンル
- レーベル 小学館世界J文学館
- シリーズ 小学館世界J文学館 バンビ ~森のいのちの物語~
- 電子版配信開始日 2023/02/24
- ファイルサイズ 2.79 MB