バカのすすめ

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あらすじ

落語家生活62年、超長寿人気番組の"黄色い人"として、老若男女に大人気の林家木久扇師匠(84)。木久扇師匠といえば「バカ」が代名詞である。長年にわたってバカを貫き、バカの可能性を果敢に切り開いてきた。もちろん、実際の師匠は極めてクレバーかつ多才であり、計算し尽くした上でバカを演じバカの素晴らしさを世に伝えている。本書で伝えているのは、バカの天才である林家木久扇の「みんなから長く愛される生き方」と「人生を自分らしく生き抜く極意」。「バカになればなるほど、人は愛される、人は強くなれる」という木久扇師匠の生き方が、1冊の本としてまとめられている。世の中が息苦しさに覆われ、「生きづらさ」という言葉が広がる今こそ、木久扇師匠が強調する「バカの力」「バカになれる大切さ」は、ひときわ大きな意味を持つ。「ちゃんとしなければ」「バカと思われたら負け」という呪縛に無意識のうちにとらわれている人にとっては、自分を解き放つきっかけとなり、人生を変えるヒントや救いを与えてくれるだろう。師匠は長く険しく曲がりくねった道のりにおいて、一貫して「バカの力」を味方につけてきた。激しい空襲をくぐり抜け、苦労の多い少年時代を過ごして、漫画家になるつもりがいつの間にか落語家に。あの人気番組の大喜利メンバーとして、いかに自分のポジションを確立してきたか。その後も「ラーメン」などサイドビジネスに次々と手を出しては、成功したり失敗したりを繰り返している。2021年春の骨折だけでなく、2度のガンなど命にかかわる大病を何度も経験してきた。木久扇師匠の波乱万丈な人生を振り返ることで、師匠と「バカ」との切っても切れない関係や、バカであることの強さが明らかになってくる。そして、天才は天才を知る。木久扇師匠は、横山やすしさん、嵐寛寿郎さんなど「偉大なバカの天才」との交流も多い。常識では測れない交流っぷりには、バカの魅力があふれている。また、師匠が出会ってきたバカの天才について、知られざる横顔や本邦初公開のエピソードをたっぷり披露。その独特すぎる発想や行動に大笑いしつつ、なぜか心があたたかくなる。しかも、大切なことを教えられてしまう。さらに、この本の大きな楽しみどころであり、日本の芸能史にとって貴重な資料となるのが、木久扇師匠が「あの番組」の現在と過去の共演者&司会者について詳しく語った章。木久扇師匠ならではの視点や秘話が満載で、それぞれの個性的なバカっぷりを通して、バカについてまた新たな角度からの知見を与えてくれる。笑いながら読み進むうちに多くの学びがあり、気持ちがどんどん楽になって、もしかしたら人生観が変わってしまう…いや、間違いなく人生観が変わる一冊である。

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