珠子は、喜里丘中学校でいじめがあったことを証明する手がかりを得るが、恋人の直之は、弁護士は憎しみに駆られて仕事をしてはいけない、と助言する。一方、耕平は、同僚の熊沢と酒を飲みに出かけ、とあるキャバクラを訪れる。そこは、希美が学校に内緒でキャバクラ嬢のアルバイトをしている店だった。耕平に気づいた希美は、学校に告げ口しないよう釘をさすと、熊沢を連れて直ちに帰るよう命じる。あくる日、珠子は、裁判の原告に会いに行くことを耕平に教える。それは、明日香の父親・謙太郎だった。そんな折、喜里丘中学でまたしても事件が起きる。校庭一面に、画びょうがばら撒かれていたのだ。戸板から報告を受けた早紀は、耕平と希美に画びょうの撤去を命じる。ところがそのとき、希美のロッカーの中から空になった画びょうのケースが大量に発見され…。