山の神々 伝承と神話の道をたどる
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「ここには日本の山について知らないことがいっぱい書かれていた。人間が山とどのように向き合ってきたか、その古層が見えた」――角幡唯介(探検家・作家)古来、日本人は自然物や自然現象のなかに現し世ならざる「何か」を感じ取り、それを神として崇め、多様な儀礼をおこなってきた。日本人の根幹を成してきた山岳信仰の源流を読み解く。【本文より】神のことを語る物語は神話と呼ばれ、集団の移動によって移動し、各地に拡散していきました。時代が下り宗教の力が弱まっていくと神話は民話や昔話に姿を変えました。そのような物語たちは時代によって改竄され、姿を大きく変え、一見、意味がわからなくなってしまったものも少なくありません。しかし、各地の物語を比較することによって「前代の人生観」を炙りだしてみることはできるのではないかと僕は思います。【内容】第一章 山岳信仰の始まり宇佐八幡と御許山/龍良山/英彦山/求菩提山/六郷満山第二章 民俗と山多武峰/戸隠山/嵩山/走湯山/御岳山/富山/明神山と洲崎神社/伊予ヶ岳/守屋山/なめとこ山/伊吹山/磯砂山/葛城山/高倉山/彦根山と大谿山豪徳寺/立山/川原毛地獄/那須岳/鋸山/鹿野山/清澄山/富士山/霧島山/熊野山第三章 山岳信仰以外の山駒ヶ岳/羅臼岳/昭和新山/太田山第四章 金属と猫と狼蔵王山/猫魔ヶ岳・弥彦山/塔ノ岳第五章 海の山八丈富士/御蔵島/悪石島・御岳・根神山/加計呂麻島・オホツ山/於茂登岳/今井権現第六章 北の山岳信仰湯殿山/安達太良山/飯豊山/八海山/鳥海山/宝珠山と山寺/今熊山/岩木山/八幡平/恐山/葉山/岩手山/早池峰山/瀧山第七章 柱と綱とモリ高塚山/標山と梵天/飯縄山/妙高山と小菅山/三森山/羽黒山【著者】坂本大三郎(さかもと・だいざぶろう)1975年生まれ。山伏、イラストレーター、文筆家、芸術家。千葉県出身、山形県在住。芸術家として「山形ビエンナーレ」「瀬戸内国際芸術祭2016」「リボーンアート・フェスティバル2019」などに参加。著書には『山伏と僕』(リトルモア)、『山伏ノート』(技術評論社)などがある。
- 著者
- 出版社 エイアンドエフ
- ジャンル
- シリーズ 山の神々 伝承と神話の道をたどる
- 電子版配信開始日 2019/08/21
- ファイルサイズ 4.44 MB