あわただしい往き道では見落としていたことも、帰り道には気づくこともある…。そんな大切な気づきを与えてくれる仏典の<ものがたり>25話をマンガで紹介!
「浄土真宗は浄土に往生して仏になってたすかる教えです」──この説明に、果たして私たちは納得しているのだろうか。そもそも浄土とは何か、私にとって往生とは一体どうなることなのか……? 浄土真宗の一丁目一番地を問い続けてきた著者と共に考える一冊。
思いもよらない事が起こるこの世の中で、私たちが仏法を聞くという事はどのようなことなのでしょうか――。「自分に都合の良いことがあれば幸せ、悪いことがあれば不幸」と考えがちな私たちに、時に厳しく、時に笑いを交えて語る著者渾心のメッセージが込められた一冊です。
ごく普通のサラリーマン家庭に生まれた著者が、なぜ僧侶となり、単身で海外布教を志すまでになったのか──。父との死別、母との確執による苦悶のなか、ひとりの念仏者との出会いをきっかけに始まった仏法聴聞のエピソードを通して、仏教がいかにして人を育み、苦しみから救うのかを物語る一冊。
涙とともに別れた人たちは、何を願い、何を私たちに語りかけているのでしょうか――。本書は、お墓参りやご法事をとおして、亡き人を近くに感じる亡き方の声が懐かしく思い出される「お盆」にこそ耳を傾けたい、全30話の短編法話集です。非戦・平和にまつわるお話も収載しています。
「煩悩」という仏教語の具体的な中身を「火」「毒」といった同じ意味の言葉、「欲貪」「瞋恚」「慢」など、仏教で「根本」とされる煩悩を中心に、ひとつずつ読み解きます。私たちを「煩わせ悩ませるもの」が何なのか、よりよく知るための一冊です。著者の梶氏は1983年生まれで、仏教教義学の研究者です。経典や注釈書に根拠をもつ、平易な文章が特徴です。絵の今村氏は、伝説的漫画雑誌『ガロ』の後継誌『アックス』でデビュー
お墓参りやご法事をとおして、亡き人を近くに感じるお彼岸にこそ聞きたい、30人の僧侶による短編法話集。涙とともに別れた人たちは、何を願い、何を私たちに語りかけているのでしょうか。本書は、お墓参りやご法事をとおして、亡き人を近くに感じる「お彼岸」にこそ耳を傾けたい、30人の僧侶(おぼうさん)による短編法話集です。
蓮華や菩提樹をはじめ、仏教の経典を読むと、その教えとともに様々な植物に出会います。本書では、釈尊(お釈迦さま)の生涯をたどりながら、仏教にゆかりある植物の名前や、その植物にまつわる物語を、色彩豊かな絵とともに紹介。ページをめくると、植物のみずみずしい世界に身をゆだね、仏教をたずねていくことができます。
今からおよそ2500年前、インドで誕生した釈尊(お釈迦さま)が説かれた教えがまとめられた仏典(仏教の経典など)には、様々な生きものが登場します。牛や兎、鹿や象、龍といった、身近な動物から神話の世界の生きものまで――。こうした “生きもの”を通して物語られてきた、仏教の心とは? 精緻に描かれた“生きもの”の絵とともにたずねます。東本願寺の境内各所で見られる、彫刻や瓦などに象られた仏教ゆかりの生きもの
「お念珠の持ち方ってこれでいいの?」「お線香はどうやって置くんだっけ?」「お坊さんにわたす金封の表書きはどうすれば…?」みなさんは、毎日のお内仏のお給仕のときや、ご法事や突然の葬儀のとき、このように迷われたことはありませんか? また、お盆やお彼岸、報恩講など、一年のさまざまなお参りや行事のとき、「このお勤めには、どんな意味があるんだろう?」と疑問に思われたことはありませんか?本書は、こういった多く
南無阿弥陀仏(本願)の教えに生き、死を受け入れていくとはどのようなことなのか――。著者の父や師、郷里の念仏者たちとの出会い、そして妻の看病と別れの中で交わされた言葉をとおして尋ねる。
過疎と超高齢化に直面する地域社会を襲った令和6年能登半島地震。その被災者であり、復興活動の現場に立ち続けている著者が、さまざまな体験を経てあらためて受けとめられてきた念仏の教えと、発災当初の動きについて語る1冊。
仏さまの教えをひと言で表した法語と、そのこころを僧侶(おぼうさん)が短くやさしい文章で語ったお話を集めた31篇の法話集。ふと、お寺の掲示板の前に足を止め隣の人と語らうように、心に響く言葉と出会い、味わい、何度でも読みたくなる一冊。
850年の昔、この日本に生まれた浄土真宗の宗祖・親鸞。その生涯における重要な事績を辿りながら、私たちが人生において何を本当に問題とし、何を拠り所として生きるのかを尋ねる一冊。親鸞の生涯、そして浄土真宗の教えに初めてふれようとする方に最適な入門の書。
「南無阿弥陀仏の仏法に出遇わせていただいたご縁をふり返ると、よきひと、よき友が思い起こされてくる」…。こう語る著者とともに、先生方や田舎の人びと、苦悩の現実を担い生きた祖先が「念仏申せ」と勧める声なき声を聞く。
妻の命終をきっかけに、亡き人のゆくえを問い求めてきた著者の葛藤を克明に語る一冊。愛しさと悲しみのつのる中、中陰や毎日のお勤め、民俗学者として出会う伝承の言葉をとおして、「南無阿弥陀仏」の声の中に亡き人と出遇ってゆける、という思いに至るまでの心の変遷をつづる。
「終活」を通して自らの死と直面し見えてくる問題から、生きていく上で“本当のよりどころ(宗)とは何か〟をあらためて確かめていく「宗活」の大切さを、ご門徒の方々の言葉や姿、そして親鸞聖人があきらかにされたお念仏の教えにふれながら、丁寧にたずねた一冊。
「仏教のミカタ」シリーズ第2弾。「戦争」「レイシズム」「仮想現実」「看取り」など、社会問題や人生の悩み、日々の暮らしの中にある様々な出来事から31のキーワードを抽出し、“仏教のミカタ(見方)から考えてみると?”を提起する一冊。31名の著者が執筆し、各文章の末尾にはキーワードに関するブッダや親鸞聖人などの言葉を紹介。
多様なテーマを仏教の視点から改めて抑えなおされた31の文章は、1テーマごとに短くまとめており、興味のあるページから気軽に読める。仏教をより深く知りたい方など、多くの人におすすめしたい一冊。
親鸞が呼びかけ続ける言葉、その教え・浄土真宗は、現代の私たちに何をもたらすのか。文明の発展により、加速度的に便利に、快適になり続ける私たちの生活。しかし一方で、人類誕生から変わることのない、死への不安、生の空しさ…。その根源には「人間とは何か」と、存在の故郷を求める問いが横たわっているのではないだろうか。本書は、「人間・本願・念仏・信心・生活」の5つのテーマを手がかりに、親鸞の教えをひもとく一冊。
並び替え/絞り込み
並び替え
ジャンル
作者
出版社
その他