歌人、俵万智の処女小説(中央公論新社)を『いとしのエリー』の高見まこが描く大人のラブストーリー。33歳のフリーライター、薫里は、7つ年下でミュージシャン志望の圭と恋に落ちる。しかし薫里には妻子あるもう一人の恋人、Mがいた…。2006年『TANNKA 短歌』として映画上映されました。
NHK、朝日新聞、日本テレビほか、新聞・テレビ・ネットメディアで続々紹介された『ホスト万葉集』、早くも第二巻、登場!
眠りつつ髪をまさぐる指やさし夢の中でも私を抱くの――甘くも苦い大人の恋をうたい“恋愛歌人”の名を不動のものにした、今なお伝説の歌集。28歳から34歳までの作品を収録。本書は1997年5月8日初版発行の新装版です。
三度めの春を迎える恋なればシチューを煮こむような火加減――恋。そして4年間教師をした高校の教え子たちとの別れ。『サラダ記念日』刊行後の激動の24歳から28歳までをうたう第二歌集。本書は1991年4月17日初版発行の新装版です。
新しい光に満ちた第五歌集。「電信柱抜けそうなほど揺れていた」震度7とはそういうことか空腹を訴える子と手をつなぐ百円あれどおにぎりあらず子を連れて西へ西へと逃げてゆく愚かな母と言うならば言え東日本大震災発生当時、東京にいた著者が仙台の家に帰れたのは、4日後だ…
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