人体、5億年の記憶~からだの中の美術館~
購入済み
シリーズ
全1冊
作品情報
私たち人間のからだは、魚であった時代の名残をたくさん抱えている。たとえば、私たちの顔で表情をつくり、口を開いて声や言葉を発する筋肉も、魚だった時代の「えら」の筋肉が変化したものだ。水中で生活する魚類では、顔面に味覚を感じる細胞が集中したが、上陸に伴い、ヒトでは乾燥を避けて口の中の舌でのみ味覚を味わうようになった。――伝説の解剖学者・三木成夫の「人間の見方」を、実際に講義を受けていた著者が解説。
- 著者
- 出版社 光文社
- ジャンル
- レーベル 光文社未来ライブラリー
- シリーズ 人体、5億年の記憶~からだの中の美術館~
- 電子版配信開始日 2024/04/10
- ファイルサイズ 30.72 MB