幻獣の國物語 【第12巻】

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あらすじ

幻獣たちが住み、不思議な魔力がみなぎる「幻獣の國」は、アトレイデス国王のボマレア王国、統利帝の可陀、女皇を戴く秋津国などの王国で構成されている。夏芽は沿岸のフィローン国の姫だが地球で生まれ育った。幻獣の國と地球との扉は12年に一度開く。夏芽は両親の故郷である幻獣の國を訪れたが、突如戦争がおこり、地球へ戻れなくなってしまった。秋津国の皇子の導きで、秋津国に着くが、双子の秋津国皇子と第3の皇子との戦いに巻き込まれ、激しい戦いの過程で聖獣の子犬「高麗」と出会い、皇子たちとも特別な絆で結ばれる。また夏芽は計り知れない力が自分にあることを自覚したのであった。そんな時、世界戦争を回避するために各国の王族は秋津国首都・蒼天に集まるが、統利帝が糸を引くクーデターにより、双子の皇子、王族たちは捕えられてしまう。夏芽たちは瀕死の双子の皇子を救出、さらに王族たちを救おうとするが、強力な水霊使い・籬との戦いで絶体絶命に! しかし突如夏芽は異様な姿に変身し、驚異的なパワーを炸裂させる。その隙にボマレア国が開発した飛行機で、王族たちは脱出するが夏芽は戦いの地に残ることを決意したのであった。瀕死の皇子を助けるためには「整備水槽」を見つけねばならない。夏芽たちはその場所を知るという女皇を探すうちに、統利帝に捕えられ、統利帝に仕えるという条件で、女皇の元に行くが、彼女もその場所がわからず歴代女皇の元に向かう。そこで、歴代女皇により女皇の過去の秘密、双子の皇子の出生の秘密が暴かれてしまうのであった。

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シリーズ

全16冊

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