対象喪失 悲しむということ

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作品情報
肉親との死別・愛の喪失・転勤・浪人等々、日ごろ馴れ親しんだ対象を失ったとき、その悲しみをどう耐えるかは、人間にとって永遠の課題である。ところが現代社会はいつのまにか、悲しむことを精神生活から排除してしまい、モラトリアム人間の時代を迎えて「悲しみを知らない世代」が誕生し、いたずらに困惑し、絶望にうちひしがれている。本書は具体例によって悲哀の心理過程と悲哀の意味を説き自立することへの関係に及ぶ。
- 著者
- 出版社 中央公論新社
- ジャンル
- レーベル 中公新書
- シリーズ 対象喪失 悲しむということ
- 電子版配信開始日 2013/12/31
- ファイルサイズ 0.41 MB