まじない妃の契約婚 下 偽寵姫は呪いを紐解く
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都を襲ったひとつ目の狐の事件を乗り越え、絆を深めた皇帝・紅焔とその妃・藍玉。時折二人きりの穏やかな時間を過ごしつつも、藍玉の悲願を叶えるため、そしてこの国に真の平和をもたらすため、怪異を追う日々が続いていた。そんな折、宮中で開かれた初夏の園遊会。世継ぎを望む大臣らの画策で国中の美姫が集まる中、紅焔は溺愛ぶりをあえて見せつける。藍玉が唯一の寵姫だと示せたことに満足したのも束の間、突如現れた凶悪な幽鬼に紅焔たちは呪われてしまい――!?中華退魔ファンタジー、千年続く謎に迫る下巻。==登場人物==李 紅焔(り こうえん)瑞国、二代目の皇帝。眉目秀麗で、かつては将軍として戦場に身を置いていた。内外ともに敵が多い国を安定させるため、冷酷であろうとしている。香 藍玉(こう らんぎょく)名門・香家の娘で、紅焔のただ一人の妃。呪術の知識にすぐれ、退魔において天才的な才能を見せる。なにやら事情があるようで……?
