原発・蛇頭列島
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作品情報
「震災と密航」は「蛇頭と原発」につながっていく 命と引き換えにしてまで次々と日本へ流れ込む密航者「東京チャイニーズ」。 祖国の村おこし、巨大ビジネスとして……刻々と変化する密航事情。本書では、福建、香港そして新宿・裏歌舞伎町の隅々まで徹底追跡し、闇に潜む蛇頭と不法滞在者たちの真実の姿を解明する。 また、2011年に起きた「3・11東日本大震災」と中国人密航者との関係にも言及。1995年の「阪神淡路大震災」と比較しながら、その闇を深くえぐり出す。 大震災の混乱は、“手配師”の目には大きなビジネスチャンスに見えていた。 阪神淡路大震災のドサクサに紛れて、機能を失った神戸港から、密航者が多数上陸した。 そして16年後、フクシマの原発事故処理現場には、中国人が潜入しているという噂があった…。 阪神淡路大震災から3・11東日本大震災にいたる16年の日本社会を「出稼ぎ密航者」と「原発ムラ」という「見えない外部」から、日本社会のほんとうの姿を見てみようというのが、本書の趣旨である。第1章 震災と密航者第2章 福建発神戸行き第3章 原発列島第4章 東京チャイナタウン第5章 眠らない街第6章 原発手配師第7章 結婚手配師第8章 原発・地下ビジネス第9章 蛇頭の天国第10章 蛇頭の正体を見る終章 フクシマから日本の荒野が見える