蒼穹の海鷲(2)

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あらすじ

昭和17年1月……日本陸軍の電撃的な南進に、比島の米守備隊も撤退を余儀なくされていた。コレヒドール要塞に立て籠もる守備隊に対し、米本国は大増援部隊の派遣を決定。戦艦八隻を擁する米太平洋艦隊がその護衛を務めることになった。もし、太平洋艦隊が比島に突入すれば、包囲する日本軍はひとたまりも無い。なんとしても太平洋艦隊を比島到達前に撃滅しなければならない……。山本五十六連合艦隊司令長官は、総力を挙げて太平洋艦隊の撃滅を誓うが、神出鬼没のハルゼー機動部隊に攻撃を受け、次々と艦艇を失ってしまう。残された無傷の戦力は今や、連合艦隊旗艦・大和、そして寺師と源田が率いる六航戦こと、あの“鵺艦隊”のみだった!●青山智樹(あおやま・ともき)1960年、東京都武蔵野市生まれ。学生の頃より同人誌『宇宙塵』に参加。東海大学理学部物理学科卒業後、高等学校に理科教師として勤務。1992年、長編SF『赤き戦火の惑星』(勁文社)で商業デビュー。『合体戦艦「富士山」出撃!』(有楽出版社)、『蒼穹の海鷲』(アスキー)等、シミュレーション戦記を中心に執筆する。その他にも『零戦の操縦』(アスペクト)、『自分でつくるうまい!海軍めし』(経済界)、『世界一わかりやすい放射能の本当の話』(宝島社)等、ミリタリー関連書籍など著書・共著多数。

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