ピラミッド黙示録 前編

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あらすじ

日本史、世界史を問わず、歴史上の人物解析に独自の視点をもち、その明快な論理構成には定評のある著者がライフワークのひとつにしてきた古代山岳祭祀遺跡の研究。たったひとつの岩石に刻まれている謎の絵文字・絵模様。見逃してしまえばただの石ころにすぎなくなるが、謎を解析すれば、先人たちが残した貴重なメッセージと深遠な古代世界が目の前に広がる。磐座、組石遺構、聖なる山、ピラミッド……謎を解く快感が次の謎解きへのバネとなる。この魅力のサイクルにとりつかれた著者は各地のミステリーゾーンへと分け入って行く。なかでも、1992年、各分野の専門家で組織された調査団の一員として参加した黒又山総合調査では、古代人の精神世界に迫る「黒又山ネットワーク」の存在を提示して大きな話題となる。『ピラミッド黙示録』は、祭祀遺跡の研究に情熱を注いできた著者がロマンを抱いて前に進もうとしている全ての人に贈る「希望の書」でもある。

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