レインの匂い

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シリーズ
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作品情報
レインがぼくをこわしてもかまわない。願いが叶わないのであれば、おなじ――。真冬の深夜、「ぼく」は自分の部屋の鍵を落とし、アパートの廊下にすわりこんでいた。ひと晩泊めてくれた隣人の部屋で見かけた、Rainという名のお香の匂いは、懐かしくせつない遠い雨の記憶を呼び起こそうとするが...。いとおしく、恋しく、かなしい。雨の日のまどろみにも似た恋愛文学。(同時収録『ラヴレター』)
- 著者
- 出版社 BCCKS Distribution
- ジャンル
- シリーズ レインの匂い
- 電子版配信開始日 2020/09/03
- ファイルサイズ 0.80 MB