人生一〇〇年コースを生きる

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老後から終局への道を、豊かでなだらかなものにするために必要なものとはー。女性問題研究家(女子教育、母親論など)として活躍してきた著者は現在94歳。自宅のある武蔵野市吉祥寺からもほど近い高級老人ホームで日々を過ごしている。高齢者数の推移は、1963年には、男性20人、女性133人2021年では、男性10,060人、女性76,450人に激増。100歳まで健康的に生き「とても幸せになる人」と半面「とても不幸になる人」に分かれることを具体的に指摘。この著書は人生100年コースを辿るには、さまざまなプロセスがあることを教えてくれます。「人生100年コース」の実現が夢でなくなりつつある現在、その実現への道筋は、長い年月の積み重ねです。その記録が、少しでも後に続く人々の役に立てばと、わたしのささやかな人生コースを振り返り、反省もこめて、このレポートを世に問うてみたいと思いました。施設の中で繰り広げられる、入居者・職員たちによる人間模様の機微を、鋭く・かつ温かな視線で観察する。これからの日本が取り組むべき問題に迫る、新感覚エッセイ。■目次・はじめに●第1章 生いたち●第2章 人生の四季・春~青春期・夏~活動期・秋~収穫期・冬~終局への道●第3章 “人生コースの最終地点”有料老人ホームの日々・入居までのいきさつ・施設のあらまし・日々の生活・人間関係アラカルト・付記ー「コロナ」発生下の施設で・おわりに■著者 藤井治枝(フジイハルエ)女性問題学者。1929年、東京生まれ。1950年、聖心女子大学(旧制)歴史科卒業。その後、東京教育大学故楫西光速教授に師事。「日本経済史」、「日本産業史」の指導を受ける。1995年「日本型企業社会と女性労働」により、立教大学経済学部より、「経営学博士」の学位を受ける。1966年「朝日ジャーナル論文賞」に入賞。以後、女性に関する問題を中心に、労働・教育・家族・家庭など、幅広く評論活動に従事。同時に、神奈川県横浜市、藤沢市などの「婦人問題懇談会」の理事・座長・会長を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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