エマソン 自分を信じる言葉

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自分の本性にしたがって生きよ「自分の潜在能力を過小評価するな」ニーチェ、鈴木大拙、カーネギー、ガンディー、オバマ米元大統領…読み継がれてきた自己啓発の元祖◎エマソンって誰?エマソンといっても、すぐにはピンとこない人が少なくないかもしれない。だが、それはムリもない。21世紀に入ってしばらくたつまで、この国ではすっかり忘れられた存在になっていたからだ。19世紀を生きたラルフ・ウォルドー・エマソンは、急速に発展してゆくアメリカ社会に現れた哲学者で詩人であり、講演家で著作家である。アメリカ人として、ヨーロッパからの借り物ではない、自分自身の思想を打ち出すことで、「アメリカの知的独立」を宣言し、先導することになった人物である。◎多くの著名人が敬愛する自己啓発の元祖なによりも、知る人ぞ知る自己啓発書の古典『自己信頼』の著者である。エマソンといえば『自己信頼』、逆に『自己信頼』といえばエマソンという連想がはたらくほど、この1冊とふかくむすびついている。自分自身を信じて、ほかの誰でもない自分自身を頼みとすることの重要性を説いたマニフェストのような内容だ。近年では、黒人ではじめてアメリカ大統領になったオバマ元大統領が、『自己信頼』を愛読書であると公言し、2009年の就任演説でも取り上げて以来、アメリカだけでなく、日本をふくめた世界中で「エマソン復活」が始まった。だが、明治時代の先人たちもエマソンには大いに感化されている。この事実を知れば、エマソンは日本人にとっては、もともと無縁の存在ではないことがわかるだろう。エマソンを知ることは、アメリカ理解が深まるだけでなく、近代以降の日本と日本人を知ることにもつながるのである。◎今こそ日本人が読むべき一冊そんなエマソンだが、21世紀のいま読んでも、つよい印象を受けることばが多い。とくに日本人は、いまこそ読むべき内容だといっていいかもしれない。世間のなかに生きる日本人が、いかに自分に自信をもち、自分自身を信頼して、この激動期に生きるか、そのための知恵に充ち満ちているからだ。これは個人レベルだけでなく、自分が属する組織や、国民として国家レベルまで拡大すべき課題である。◎もくじⅠ. 自分を信じよ!―『自己信頼』の神髄Ⅱ. 人間には無限の可能性があるⅢ.「いまこの瞬間」を生きよⅣ.「目に見えないもの」を意識せよⅤ.「自然法則」はすべてにはたらいているⅥ. 人生とはパワーの探究だⅦ. 人生で成功するために心がけるべきことⅧ. あたえられた才能をつかって突き進めⅨ. 魂がふれあう人間関係Ⅹ. 学びとアウトプット

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