向こう三軒両隣り

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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。少子高齢化の時代に、古くて新しい「暮らし方」の提案! 思いやりあふれる街と家づくりの名著。今だから読みたい一冊!1950年代の日本では、まだ道は砂利道で、道や路地は子どもたちの遊び場でした。道の両側に建った家、特に両隣りの家や向かい側数軒の家とは、生活の中で助け合ったり世間話をしたりと言った親しみのあるつき合いがありました。そして、そんな家を「向こう三軒両隣り」と表現していました。日本が高度成長時代に入ると、道には車が走るようになり、こうした家と家とのほんわかとした暮し方もいつしか忘れられてしまったのです。建築家である著者は少子高齢化の現代だからこそ、「向こう三軒両隣り」的な暮らし方が大切なのではないかと、そんな街づくりを提案しています。“誰も孤独にならない暮らし方”のバイブル。それを実現させる家づくりの工夫など、貴重な考察が満載の名著です。▼収録内容町屋のくらし道は生きていたクルマが道の主役になった道から子どもが消え思いやる心も消えた開かれた家のことかくれんぼとにらめっこ手のひらとタマゴケース2つの境界どうぞ食べてください玄関前の記念樹窓辺の花街角のベンチすてきな街灯電柱がなくなったらコナラの木は残った道はリビング道であいさつ道のそうじなかよくくらすための工夫「結んで開いて」いい関係の向こう三軒両隣り他※本書は、2005年・インデックス・コミュニケーションズ刊『くうねるところにすむところ 12 子どもたちに伝えたい家の本 向こう三軒両隣り』を底本に、復刊するものです。