カブキの日

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作品情報

出雲の阿国以来、四百余年の歴史を持つ歌舞伎は変革期にさしかかっていた。革新を目指すのか、保守として伝統を重んじるのか。二つの勢力が拮抗する中、年に一度の「カブキの日」を迎えようとしていた。狂言作者の祖父に育てられた少女・蕪は着飾った両親とともに、琵琶湖湖畔の歌舞伎小屋[世界座]へと船で繰り込む。三層に建てられたこの小屋は巨大な楽屋を持っていた。見学という名目で、美しい茶屋の若衆・月彦に案内されて、魔の迷宮とも言いえる楽屋に入り込む。その間に舞台の幕は上がる。そこには混沌か芸か、生か死かというせめぎ合いが演じられる。歌舞伎の祖である阿国と名古屋山三郎の狂言を軸に、歌舞伎の生き残りをかけた闘いが壮大なスケールで語られる。

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