殺人流線型
![殺人流線型](https://mw-cds.akamaized.net/MW-Product/579/552/8686785ba1e917008e93c3fdc4f042c1a84a495176b3bf4354a35dcf3a8ae985/RS4A/thumbnail/cover.jpg?ivm=true)
購入済み
シリーズ
全1冊
作品情報
二葉亭四迷や夏目漱石にも師事した大倉てる子(1886‐1960)は、外交官と結婚して渡欧、現地でコナン・ドイルの作品に触れた。帰国後、わが国初の女流探偵小説家に転身してでデビュー。本書は1935年に刊行された初の長編小説。映画会社社長、團野求馬の妻が寵子が誘拐され、百万円の身代金を要求した手紙が届く。差出人は「影なき女」。この女は印度の秘密結社紫魂團の教祖、薊罌粟子(あざみ・けしこ)なのか。しかし、彼女はすでに死亡していた。真相不明のまま起こる殺人の連鎖。近年、復刻本も出ている大倉作品だが、本書は初版本以外に入手方法がなく、古書市場では10万円前後の値段もつくこともある超希少本の電子化。立読み版は「http://bit.ly/zP9W4h」で公開中です。