キツネ潰し 誰も覚えていない、奇妙で残酷で間抜けなスポーツ

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あらすじ

ここに載っているほとんどのスポーツが廃れていることに、現代の動物や医者は胸をなでおろすに違いない。かつてのスポーツや遊びには、現代では信じがたいほど倫理観に欠けていたり、危険過ぎたりするものがある。そういったものを中心に、今ではもはや忘れ去られてしまったスポーツを取り上げ、当時の文献を参照しつつ、どのようなものだったのかを紹介する。本書では、主に次のようなスポーツ・遊び・競技を取り上げる。動物や人間を虐待したり軽んじたりするような、「残酷」なもの。命を落とすことも多い「危険」なもの。複数の競技をかけ合わせたり、思い付きで始めたりした、「ばかばかしい」もの。さらに、かつて遊ばれていた、「素朴」なもの。著者は『世界をまどわせた地図』『愛書狂の本棚』(日経ナショナル ジオグラフィック刊)などの人気シリーズを持つ、古書の収集家。大量の古書や古美術を参照して、野蛮で愚かな時代に人気を博した、奇妙な娯楽をユーモアを交えて紹介する。

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