布哇大戦記(3) 米墨国境戦争勃発
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作品情報
米海空軍が真珠湾に行なった先制攻撃の迎撃に成功した日本軍は、緒戦の勝利で戦いを優位に進める。その後も大損害をこうむった米太平洋艦隊は壊滅状態となった。さらに、パナマ運河が日本軍の奇襲攻撃を受け、半年間は閉塞状態に陥る。戦況が米国に不利と見た南米諸国は、中立国条項を逆手にとって軍艦の入国拒否を米に通告。加えて、サンディエゴが空爆され深刻な被害を受ける……。日米戦争から自国の領土を守りたいメキシコ政府は、チャーチルの仲介で日墨布秘密協定を極秘に締結。疑心暗鬼のルーズベルト大統領は、メキシコ侵攻作戦を決断する。「布哇大戦記」シリーズ、第3弾。●高貫布士(たかぬき・のぶひと)1956年生まれ。神奈川県出身。和光大学人文学部芸術学科卒業。学生時代より軍事評論家・小山内宏氏、航空評論家・青木日出雄氏らが創設した「軍事学セミナー」で軍事学を修得。出版社勤務を経て、軍事アナリスト兼作家として活躍。『図解・ドイツ装甲師団』『大日本帝国海兵隊戦記』シリーズなど、ノンフィクション、小説の著書多数。