痛憤の時代を書く

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作品情報
「短いコラムを八三本集めた。自衛隊がイラクに派兵される前後のものが多かったのは、平和憲法の誕生ともに生育してきた、戦後世代のひとりとしての憤りからである。ちぎっては投げ、ちぎっては投げ、紙つぶてを投げつけているような抵抗でしかないかもしれないが、無駄だとはいいきれまい。そのころもいまも、各地の集会にでかけていって、熱心な聴衆とお会いしている。まだまだ、日本の未来は諦めるほどのものではない。」(「おわりに」より)戦後をペンで闘い続けてきた著者の、渾身の一筆を感じ取ることが出来る、豪華な一冊。