天からのダイヤモンド ―LSDと宇宙の心(マインド)―

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あらすじ

「時代は変わる。それは人によって変わるのだ、ベイシュ教授のような人によって。」 (エハン・デラヴィ「日本語版に寄せて」)「禁断の果実を食べたら、はたして何が起きるのか?」 を知るための知覚拡大の冒険の集大成!LSDは人間を内的宇宙のどこまで連れて行くのか?宇宙には何か大きな知性が働いているのか?著者は20年間に渡り、慎重に計画された治療的セッティングの元で、LSDを73回摂取しました。それは純粋に個人の意識、そして宇宙の意識を、できる限り深く、体系的に探究するためです。体を張った73回の「セッション」から生まれた宇宙探訪記がついに刊行、内的宇宙への興味が高まる現代に光を投げかけます。「遥か有史以前から、この「聖なる薬の道」は、人間にとっての自己発見の道、相互理解の道、そして聖なるものを見出すための霊的探求の道の一つとして用いられてきたのである。」「『天からのダイヤモンド』の内容は、主として宇宙論に関わるものであり、治療に関するものではない。治療であれば個人的な情報も重要だが、宇宙論においてはあまり重要ではない。もちろん、この旅自体は十分に個人的なものであって、それは私も認めるところだ。しかし、私個人の話はここでは重要でなく、私が伝えたい内容にとって不可欠な部分でもない。個人的な心の浅瀬を越えて、心の大海原の深層に潜航していった時、初めて、さらに大きな、哲学的にも興味深い物語がその姿を現してくるのである。」(本文より)「(本書を)熟読した結果、判明したのは、結局のところ「LSD」は、本書の中心をなすメッセージとは、なんら関係がないという事実であった。 本書の主たる内容は、前人未到の深遠なる「内的宇宙」を巡るスピリチュアルな冒険旅行記であり、その道中で目の当たりにした「人類の将来」に関するヴィジョンなのである。そして、外的宇宙を旅するためには強靭な機材と強力な燃料が必要であるのと同様に、内的宇宙の旅にも強靭な身体システムと強力な燃料が必要で、その燃料が「LSD」だったのである。」(訳者あとがきより)「宇宙の心(マインド)の中心に行くと、そこには無限の透明な光である「ダイヤモンドの光明(ルミノシティ)」がある!聖なる意識(アウェアネス)を取り込むこと、そして生来の能力を活性化し安定させることが、輪廻転生という長きにわたる辛抱強い作業の目的なのである。」「ニルヴァーナ(覚醒)とサンサーラ(輪廻)が真に一つになり、絶え間なく変化する無常の海の中で完全に透明になって生きること ができれば、この地上に天国が実現し、もうどこへも行く必要がなくなるのである。」「私たちのこれまでの転生が統合され、一つの意識に融合する時、私たちの自己認識(セルフ・アウェアネス)の中で爆発が起きるのだ。自我の殻が破裂して、私たちはもはや自身を百年生きる存在としてではなく、何十万年も生きてきた存在として体験するようになる。」「全人類が意識の統一場に統合されようとしているのだ。人類がその本質と再び繋がるのである。私たちの思考が『根源の意識』とチューニングされるのである。」(本文より)【目次】序章 七三日間第1章 一過性没入の道第2章 誕生と死の境界線を越える第3章 セッションの日第4章 苦悩の海第5章 ディープ・タイムと魂第6章 宇宙へのイニシエーション第7章 よりリアルな元型的現実第8章 恩恵による祝福第9章 フューチャー・ヒューマンの誕生第10章 ダイヤモンドの光明第11章 最後のヴィジョン第12章 下山する

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