しっぽり隠れ宿 下巻
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シリーズ
全2冊
作品情報
広瀬は地方のある都市で、小さな旅館を経営している。妻とふたりではじめたのだが、その妻も三年前に他界し、抜け殻のような生活を送っていた。亡妻の妹、春海は仲居として宿の切り盛りを手伝い、よく働いてくれていた。そんななか、ある激しい雨の日、ずぶ濡れの女性が行き倒れのようにして宿を訪れた。広瀬はそのミステリアスな美熟女にひとめぼれ。彼女の体力が回復するまでと、凜子と名のる女性に宿を提供することにした。広瀬への想いを秘めていた春海は気が気でない。静かだったはずの宿にハプニングが続出する。ほろりとして、胸にも股間にもキュンキュンくる、ほろキュン官能ここにあり!庵乃音人(あんのおとひと)2003年、作家デビュー。2014年『とろける兄嫁』(竹書房ラブロマン文庫)で「21世紀最強の官能小説大賞」優秀賞を受賞。人気、実力ともに備わった俊英作家である。