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シュメル人

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紀元前3500年、まだ日本が縄文時代だった頃に巨大神殿を建て、古拙文字を発明。ビールを飲み、都市文明を謳歌し、華やかな宴会を繰り広げたシュメル人たち。紀元前2004年のエラム侵入により忽然と消えてしまった彼らの日常には、現代の日本や西欧社会に通じる様々なしきたりと人間模様が隠されていた! 古典の名著『ギルガメシュ叙事詩』や発掘された奉納額、図像などの一等史料を丹念に解読。王の父子相伝や戦記、后妃の葬儀、交易記録などから最古の文明人の驚くべき栄華と崩壊を識る!内容紹介第1章 シュメルの父と息子――現代人にも共感できる、王と息子の話第2章 ラガシュ王奮戦記――自国を守るため戦う王の弱気な横顔・・・第3章 后妃のお葬式――シュメル女性の結婚、育児事情第4章 商人が往来する世界――シュメル人がほしかった銅、レバノン杉、瀝青と、貿易活動第5章 星になったシュルギ王――決して楽ではなかった王の一代記<目次>はじめに1 シュメルの父と息子――ウルナンシェ王の「奉納額」ウルナンシェ王の「奉納額」/都市国家ラガシュ市/ウルナンシェ王の王碑文/奉納額の絵解き/家族の肖像/教育は人類不変の悩み2 ラガシュ王奮戦記二方面の宿敵/「正史」の始まり/初代王、第三代王の戦い/「エアンナトゥム王の戦勝碑」/ラガシュ最後の輝き3 后妃のお葬式――シュメルの女性たち葬儀は語る/シュメルの女性群像/后妃の結婚生活/后妃として母として/仇(かたき)の妻に弔われた前后妃4 商人が往来する世界――シュメル人の交易活動古代人の商売繁盛/ 瑠璃(るり)に魅せられて/銅は海からやってくる/ギルガメシュと「杉の森」/石油より大事なもの5 星になったシュルギ王帝王の佇まい/ウル第三王朝の最盛期/王の公務/神になったシュルギ王/戦いに明け暮れた後半生あとがき主要参考文献主要図版引用文献コラム 「正統な後継者」/「油あふれる」ディルムン/シュメルのモナ・リザ/生きているシュメル語/文字と争いの起源/メルッハからの「砂金」/エブラ市の発見/中島敦と古代オリエント史/王の称号学術文庫版あとがき索引本書は『五〇〇〇年前の日常 シュメル人たちの物語』(新潮選書 2007年刊)を改題したものです。

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