新選組 粛清の組織論

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作品情報
殺した敵は26人、殺した「味方」は40人! 近藤勇、土方歳三、沖田総司らが、京都で剣を振るい、最期は武士らしく散っていった――そうした新選組のストーリーは「勝者」による一面的なものにすぎない。新選組約520人の隊士のうち、40人が内部粛清や・暗殺で命を落としたとされる。そのなかには創設者の芹沢鴨や、新見錦、副長の山南敬助、参謀の伊東甲子太郎、隊長・藤堂平助といった幹部クラスも含まれる。主導権争い、路線対立、裏切り・・・粛清された“敗者”の視点から、組織が抱える暗部をえぐり出す、全く新しい新選組論!
- 著者
- 出版社 文藝春秋
- ジャンル
- レーベル 文春新書
- シリーズ 新選組 粛清の組織論
- 電子版配信開始日 2016/04/29
- ファイルサイズ 5.18 MB