ずっと死体と生きてきた
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作品情報
東京都の監察医として、5千体の解剖、2万体の検死にたずさわってきた。サスペンスドラマですっかり一般的になった監察医は、生きている人間ではなく、亡くなった死体と向き合う。まさに死体、死因解明のプロである。死体から様々なことを読み取るという“仕事”を通じて、逆に人の“生きてきたこと”を読み取る。変死体、殺人、事故、自殺と死因も様々だ。退官後も多くの経験から死に至る状況を推察し、死因の特定を試みている。時には犯人の心理に迫り、遺体発見のアドバイスも求められる。本書では、けっして美しくはない自殺の実態、殺人事件の真相、未解決事件への推理のアプローチなど、監察医の見た“事情”が克明に綴られている。
- 著者
- 出版社 シティブックス
- ジャンル
- レーベル 株式会社シティブックス
- シリーズ ずっと死体と生きてきた。
- 電子版配信開始日 2017/12/15
- ファイルサイズ 2.09 MB
