運河の街

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シリーズ
全1冊
作品情報
人との出会いによって生活全般が大きく変わることがある。エミリーの場合は十月半ばの冷たい雨の朝に、道の曲がり角で一人の男性と正面衝突したことがきっかけだった。彼女は病院で実習中の看護学校二年生。その日、夜勤明けでくたくたに疲れていたエミリーは、通い慣れた道をうつむきかげんで下宿に向かっていた。ぶつかったとたん男性は不機嫌な声で文句を言った。が、穏やかな表情のエミリーにほほ笑み、散乱したものを拾い始めた。親切にも下宿まで送ってくれた彼に病院でのことを話したけれど、部屋に入ってから彼女は、いつもと違うおしゃべりな自分に気づいた。
- 著者
- 出版社 ハーレクイン
- ジャンル
- レーベル ハーレクイン・クラシックス
- 掲載誌 ハーレクイン・クラシックス
- シリーズ 運河の街
- 電子版配信開始日 2012/06/05
- ファイルサイズ 0.35 MB